「股関節の重要性について」はま先生に聞いてみよう!

股関節が重要なのはなぜ?

からだの“要(かなめ)”となる股関節

私たちの体には多くの関節がありますが、その中でも股関節は人体で最も大きく、重要な関節です。
歩く・立つ・座るなど日常のあらゆる動作を支える“動きの中心”が股関節です。
この股関節の動きが悪くなると、全身のバランスが崩れ、腰や膝に痛みが現れ生活動作に支障をきたすこともあります。

健康で快適な日常を送るためには、股関節を正しく機能させることがとても大切です。


股関節が固まるとどうなるの?

● 下半身の血行不良

股関節周囲には筋肉・腱・血管・リンパ節・神経などの大切な組織が集中しています。
筋肉が硬くなることで血流やリンパの流れが悪くなり、冷え・むくみ・代謝低下などの原因になります。

● 筋力低下・ロコモティブシンドロームのリスク

股関節の動きが悪くなると腰や膝に痛みを感じやすくなり、体を動かす機会が減少します。
その結果、筋力が低下し、「ロコモティブシンドローム(運動器障害)」のリスクが高まります。
これは、「動く力=生活力」の低下につながる大きな要因です。

● 関節の変形(変形性股関節症)

股関節の動きが少なくなると、関節内の滑液(かつえき)が減少します。
滑液は関節の潤滑油であり、栄養供給の役割も担っています。
滑液が減ると関節がすり減り、変形性股関節症を引き起こす可能性があります。

● 腰痛や姿勢の崩れ

股関節と腰は近所のお隣さん。密接な関係にあります。
股関節が硬くなると、腰椎や骨盤が代わりに動きバランスを取ろうとするため、腰痛を引き起こします。
また、骨盤の傾きや背骨の歪みが起こり、猫背や姿勢不良にもつながります。


股関節の柔軟性を高めよう

股関節には次の6つの動きがあります。
①屈曲 ②伸展 ③内転 ④外転 ⑤内旋 ⑥外旋 (①②は歩く動作、③④は足を横に閉じる開く動作、⑤⑥は捻る動作)

これらの動作は日常生活で何気なく自然に行われていますが、実際にはきちんと動かすことがなく、可動範囲が狭くなりがちです。
股関節をしなやかに保つことで、血流や姿勢の改善、ケガの予防にもつながります。


おすすめストレッチ

① あぐら+前屈ストレッチ

  1. 床に座り、両足の裏を合わせてあぐらをかきます。

  2. かかとを体の近くに引き寄せ、背筋を伸ばしてゆっくり前に倒します。
    ➡ 内ももを伸ばし、股関節の開きを改善します。

② 四股ストレッチ(しこストレッチ)

  1. 足を肩幅より広く開き、膝を曲げて腰を落とします。

  2. 右 → 左 → 中央と体重を移動させながら繰り返します。
    ➡ 股関節全体を大きく動かし、体幹の安定にも効果的です。


はま整骨院からのアドバイス

股関節の柔軟性は、痛みの予防・姿勢の改善・代謝アップ・転倒防止などに直結します。
日々のストレッチや体のケアを続けることで、将来の関節トラブルを防ぐことができます。

当院では、股関節の可動域チェックや、個々の症状に合わせたバランス調整スペシャル骨盤矯正・ストレッチ指導も行っています。
「股関節が硬い」「立ち上がる時に痛い」「腰の違和感が取れない」などのお悩みがある方は、
お気軽にご相談ください。

はま整骨院 濱勝彦

 

馬込沢の整骨院|はま整骨院は接骨、整体、ギックリ腰治療が得意|開業23年 診療時間

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